最近話題のChatGPTについてですが、こちらは米国の企業であるOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスで、人間の質問に対して、まるで人間のように自然でクオリティの高い回答をすることで注目がされております。
そのクオリティですが、米国の医師国家試験を解かせてみたところ、正解率は52%~75%で合格ラインとされる60%前後に達したことで報道がされておりました。
この話題のChatGPTに『不動産所得の節税方法を教えて。』と質問をしてみたところ下記の回答が返ってきました。
『不動産所得を節税する方法はいくつかあります。以下にいくつかの方法を紹介します。
- 減価償却費を計上する 不動産にかかった費用は、その価値が減少することを考慮して、毎年一定の額を経費として計上することができます。この額を減価償却費といいます。減価償却費を計上することで、所得税が減少します。
- 維持費を経費として計上する 不動産を維持するためにかかる費用(修繕費、管理費など)は、経費として計上することができます。維持費を経費として計上することで、所得税が減少します。
- 特別控除を利用する 住宅ローン控除や固定資産税特別控除など、所得税法に定められた特別控除を利用することで、所得税が減少します。特別控除を利用する場合は、申告書に必要な項目を記入する必要があります。
- 法人に不動産を売却する 不動産を個人所有から法人所有にすることで、法人税率を適用できるため、所得税が減少します。ただし、法人税率は個人税率よりも高いため、その点を考慮する必要があります。
以上が不動産所得を節税する方法の一部です。具体的な方法や注意点については、税理士に相談することをおすすめします。』
私の質問の仕方が大雑把過ぎて悪かったこともあるでしょうが、感想につきましては正直微妙かなと。
節税というよりも、不動産所得の計算の仕方を説明しているような気がします。
ただし、最後には『具体的な方法や注意点については、税理士に相談することをおすすめします。』という文言で締めている点は、業者のパンフレットの様である意味クオリティが高いと思いました。
今のところは税理士業務がChatGPTに脅かされることは無いでしょうが、テクノロジーの進化は物凄く早いので、こちらも負けないように日々勉強していきます。